2024/12/07 16:09
小生がLPレコードからCDに乗り換えた時期は1984年だったと記憶しています。
PIONEERから、CLD9000というレーザーディスクとCDのコンパチブル機が1984年9月に発売され、
その年の暮れにボーナスをはたいて買った記憶があります。
なぜCDに乗り換えたのか?
それは、カラヤンが1982年9月にマーラー:交響曲第9番をライヴ録音、
その録音がLPではリリースされず、CDだけの販売だったためです。
それまではCDを横目で見ながらLPレコードを買っていたのですが、
CDを初めて自宅で聞いて驚愕、
その扱いやすさ、ノイズのなさに一気にCDに乗り換えたのでした。
初めて買ったCDはベナルナルト・ハイティンク指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団の、
ベートーヴェン:交響曲第9番でした。
年末でしたしね(^^)。
以来、40年間に渡ってCDを聞いてきたわけですので、
長いですね(^^;。
でも、歴史的録音のファンである悲しさ、
CDではリリースされなかった録音も多いことから、
LPレコードを聞くアナログプレーヤーもそのまま健在でした。
ところが、2016年、大阪に新しくできた中古レコードショップで、
捨て値で売られていたオーマンディのレコードに驚いたのでした。
しかも、そのレコードは発売当時1200円の廉価盤で、
LPレコードを聞いていたころでも、
食指が動かない部類のレコードでした。
そこから、LPレコードを聞く試行錯誤が再燃しました。
CDでもそうでしたが、音楽ファンの悲しさ、
LPレコードは増えてしまいますね(^^;;;;。
いつの間にかン千枚になってしまいました。
さらに、古くからの友人が大病を患ってしまい、
その終活のためにLPレコードやCDを引き取る羽目に陥りました。
CDは2000セットほどありましたが、
お陰様で完売、
さて、LPレコードをどうしよう?
中古レコードだけを売っても面白くないしな...
で、長年鍛えた(^^;;;;技で、
該当するLPレコードの再生CD-Rを付けて売ってみることにしました。
ところがLPレコードの悲しさ、
傷物やノイズの多いものもあります。
大きな傷のあるものやノイズの取れないものは廃棄、
1枚1枚丹念に洗浄、
何回か聞いて、自分で「これはいい」と思うものだけを売ることにしました。
これから、このブログでもいろいろ発信してゆきますが、
ぜひ気になるLPレコードがあればお買い求めいただき、
あなたのコレクションに加えていただければ幸いです。
あらいぐま堂3のブログ第1回目はこの辺で。
次回もよろしくお願いします。