2024/12/10 06:45
LPレコードの全盛時代、
クラシックで大きな人気を誇っていたレーベルに、
シャルラン(Charlin)があります。
フランスの名録音エンジニア、
アンドレ・シャルランの創立したレーベルで、
ワンポイント・マイク録音の独特の音、臨場感が特徴でした。
輸入盤もありましたが、
日本ではTRIOが国内盤をリリースしていました。
ところがCD時代になって、一気に人気がなくなりました。
なぜなのか?
理由は簡単、シャルランのマスターテープはほぼ全て破棄されてしまっていて、
テープからの復刻ができなかったからなのです。
そのため、シャルランはLPレコードからの板起こしでCD化がされましたが、
あまり良い結果になりませんでした。
音が悪かったのですね(^^;;;;。
日本だけではなく、本国フランスでも復刻盤が出ましたが、
どれもイマイチでした。
小生はシャルラン大好き人間ですので、
CDでさまざまなレーベルから復刻されるたびに購入、
満足できたことはなかったのでした。
いくつか、小生もシャルランを復刻、
販売しています。
たぶん、今までのCD化よりも幾分かはマシだと思います。
イコライジング・カーブをNABで収録しています。
むろん、早い者勝ちです。
ティッサン=ヴァランタン&l'ORTF四重奏団のフォーレ:ピアノ五重奏曲第2番と一緒に収録されている
「エレジー(悲歌)」の再生サンプルがあります。
小生のハンス・クナッパーツブッシュ研究サイトに飛びます。
これ聞いて、もの悲しくなるかもしれませんが(^^;。
盲目のオルガニスト、ガストン・リテーズは2枚ありますが、
あまりに曲想が異なるため、販売を分けています。