2024/12/22 15:11
グラス・ハーモニカって何だろう?
と思われる方も多いと思いますが、
薄いブランデー・グラスのようなカップの縁を湿らせ、
大きさの異なるカップを調整しながら
音階を作り出してゆく楽器です。
グラス・ハープ、グラス・アルモニカ、アルモニカなどとも呼ばれるようです。
カップの縁をこすって音を出します。
ドイツ映画「ブリキの太鼓」にも登場しました。
モーツァルトの存命時に流行していたみたいで、
モーツァルトはその短い生涯に、
グラス・ハーモニカのための作品をふたつ残しました。
一つはグラス・ハーモニカ、フルート、オーボエ、ヴィオラ、チェロのための五重奏曲K.617で、
もう一つはグラス・ハーモニカのためのアダージョK.617a(K.356)です。
モーツァルト以外にも、
多くの作曲家がグラス・ハーモニカのための作品を残しました。
現代では廃れ、あまり聞く機会のないグラス・ハーモニカですが、
その天国的に美しい音色、モーツァルトなどの神品ともいえる作品は、
録音などを通して聞くことができます。
現在出品中のブルーノ・ホフマンによる
「グラス・ハーモニカのための作品集」第2集は、
昔からグラス・ハーモニカの決定盤として知られてきたLPです。
今、小生のところにはそのモーツァルトの作品を含んだ第2集がダブっていますので、
オプションでCD-Rをご注文される方には、
第1集を録音したCD-Rをおまけにしてお頒けします。
たまに中古レコード屋で見かけますが、
「探しているときには見つからない」典型的なレコードですので(^^;、
ぜひこの機会にお買い求めいただき、
その天国的な美しさに触れていただけたらと思います。
グラス・ハーモニカ 作品集 第2集
売り切れ御免です。