2025/03/24 17:49

オットー・クレンペラーは、マーラーとの関係でマーラー指揮者と捉えられがちですが、ブルックナーも初期交響曲を除いて、第4番「ロマンティック」以降はすべてッション録音を残しています。
クレンペラーをブルックナー指揮者だったと言う人は少ないですが、その録音のどれもが非常に優れています。
小生、ブルックナー聞きですが、クレンペラーのブルックナーは、最初取っつきにくくても、素晴らしいものが多いです。
最近の生ぬるいブルックナーよりもずいぶんとマシ(^^;。
セッション録音を残した交響曲を上げると以下のようになります。
マーラー
第2番「復活」 第4番 第7番 第9番 大地の歌
ブルックナー
第4番「ロマンティック」 第5番 第6番 第7番 第8番 第9番
しかも、ブルックナーではその録音された音でも素晴らしいものが多く、なんでもっと聞かれないのかな?と小生などは不思議に思ってしまいます。
確か、故長岡鉄男氏のA盤100にも、第4番が入っていたような記憶があります。